ツイッタートレンドとは、ツイッターを利用するユーザーが行う書き込みの中で、急激に出現回数が増えるなど、話題になっている言葉を指します。
本日のトレンドにランクインしたのは「学校だる(だるい)」という言葉。
コロナウイルスの影響で長い休校が続いていましたが、6月1日より再開した学校が多い中、子供達はどんな思いで再び学校へ通っているのか、子供達の本音を一部まとめてみました。
子供達の実際の投稿
こちらが一部抜粋した、子供達の実際の投稿です↓
私個人的には、勉強と人間関係についてのツイートが多いように感じました。
自宅で学習していたとはいえ、数か月分の授業の穴を埋めることはやはり容易ではないですよね。
また、新しい人間関係の構築にも苦戦している様子が見て取れるので、親としてはその面でも心配の種となるかもしれません。
「だるい」の言葉に含んだ意味
「だるい」という言葉の意味や重さはそれぞれで、「朝起きるのがだるい」という感覚の言葉から「学校に行くのが怖い」という思いまで様々でした。
これは通常の長期休暇後の反応と類似していますが、違うのはそれに「学習の大きな遅れ」と「他人とほとんど関われない環境」が加わっていることです。
全国の学生が同じ状況とはいえ、「しょうがない」という理由だけで無理やり事を進めてしまったら、その過程でつまづく子供がいることは否めないのではないでしょうか。
また「家庭の状況で課題をこなせるかどうかが変わってくるのに、そのことで学校で怒られることに疑問」という声もありました。
それについての詳しい内容、例えば親の仕事の関係等で時間のやりくりがつかないということなのか、パソコン等が無いことでオンライン授業などに支障をきたしているという意味なのかは分かりませんが、いずれにしても学校再開後のしばらく間は、学習のバラつきが目立つ中での授業になることでしょう。
そこにも子供達の「やる気」を削いでしまう原因があるかもしれません。
まとめ
もちろん、中にはようやく始まった学校を楽しんでいる子供達もたくさんいます。
ですが、ニュースのインタビューでその場面ばかりを多く取り上げるのに違和感を感じるのは私だけでしょうか。
大人も多くのストレスを抱えている毎日ですが、精神的にまだ未熟な子供達を救えるのはやはり先生や家族などの身近な大人の存在だと思います。子供は、自分で住む世界を選べませんから。
その為にも、政府が今後どのような対策や政策を行っていくのかが気になりますね。
コロナウイルスが収束した後も、今までと同じには戻らないと言われている今の世の中。大人にも子供にも時代の波に負けないような対策や精神的な強さが、今後必要となっていくことでしょう。
子供達への「厳しさ」と「優しさ」のバランスのとり方が、より難しくなってきているように思います。
「未来は楽しい!」と子供に教えてあげられるような余裕のある大人でありたいものですね。
コメント