ネット上で「アムウェイ」が話題になっています。
アムウェイとは何か皆さんご存じでしょうか。ねずみ講のあやしい会社なんじゃ・・・という声もよく聞きますので調べてみました。
アムウェイ会社概要
日本アムウェイは1977年に設立され、1979年より営業を開始。
本社は東京都渋谷区で、主に日用品を幅広く取り扱っている会社です。
(アムウェイホームページはコチラ)
会社自体は非常に大きく、売り上げは全世界で1兆円を超える優良な会社のようです。
売上が一兆円規模とは、日本の企業で言うと花王やユニクロと並ぶレベルです。
アメリカのトランプ大統領が教育長官に任命したベッツィー・デヴォス氏は、アムウェイの創業者・リッチ・デヴォス氏の親族であり、現在アムウェイの会長を務めるダグラス・デヴォス氏も名前が同じであることから、ダグラス氏も親族と思われます。
また、アムウェイが取り扱っている製品は、性能・機能・原材料にこだわり世界トップレベルの認証機関の審査をクリアした製品とのことです。
ここまで調べてみて、会社としてのアムウェイは業績や中身についてはとてもいい会社のように思います。
アムウェイ製品の宣伝・販売方法
アムウェイの製品販売方法とは、いわゆる人伝いの「口コミ」によるものです。
「製品を使ってみて、良かったら他の人にも勧めてみてね」という具合に宣伝してもらい、その人が購入したら勧めた人の収入に繋がるというもの。
これは「マルチ商法」と呼ばれるビジネスモデルで、法律的にも認められています。
とはいえ、会社的にも販売方法にも問題はないアムウェイは、世間的に相当悪いイメージががあります。
その原因は、ルールを無視した強引な勧誘によるものと思われます。
本来であれば、アムウェイは購入者が製品の良さや仕組みを理解し、製品のファンになってくれることを前提に口コミによる広告宣伝を取り入れていますが、中にはそれらの過程を飛ばして、全く興味の無い人に無理やり製品を売りつける人もいるようですね。
アムウェイの評判の悪さの原因は、会社としての本来の想いやビジネス的な教育が口コミ要員の方々に行き届いていないところにあるのかもしれません。
アムウェイは結局ネズミ講なの?
そもそも、ネズミ講とは何なのかを調べてみました。
ネズミ講とは、組織がねずみ算的に拡大してゆくシステムで、上の階層が下の階層の人の儲けを吸い上げる仕組みになっているビジネスのことです。
無限連鎖講とも呼ばれ、会員になって新しい紹介を獲得すれば紹介料がもらえますが、上の人が下の人を踏み台にして無限に儲かるというシステムになっています。
ネズミ講は商品の販売が目的ではなく金品の受け渡しが目的となっており、取引する現物がない違法のビジネスとのことです。
では、アムウェイのマルチ商法はどういった内容なのでしょうか。
マルチ商法は、連鎖取引販売、MLM(マルチレベルマーケティング)、最近ではネットワークビジネスとも呼ばれています。
基本的なビジネスの仕組みは「ねずみ講」と一緒です。ただ、ねずみ講は「実体のない金品の受け渡しが目的」であるのに対し、マルチ商法は「実体のある商品の受け渡しが目的」となっているのが大きく異なる点です。また、マルチ商法は「無限連鎖」ではなく「先に始めても後に始めても条件は誰にとってもすべて平等」というルールがあり、法律で認められた合法のビジネスとなります。
この二つのビジネスモデルは非常に似ていますね。
私自身も、ネズミ講とマルチ商法は一緒だと思っていましたし、そういう方は多いのではないでしょうか(^^;)
だから「アムウェイ=ネズミ講」というイメージが広がっているのかもしれませんね。
まとめ
結局、アムウェイという会社はちゃんとした会社であり、ちゃんと法律に乗っ取ったやり方をしているということが分かりました。
現在はアマゾンでもアムウェイの商品を多数取り揃えているようです。
これだけの大きな会社だからこそ、自社の名前を背負って働いている方の教育もしっかり行い、これからますます飛躍していって欲しいですね。
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