仙台の同一飲食店で計4名のコロナ感染が確認されています。今後コロナ感染者は増えていくのでしょうか??感染の流れなどを調べて分析してみました。
4人の感染発覚までの流れ
【① 塩釜市40代男性】
6月17日 飲食店に来店
6月18日~20日 咳、下痢、悪寒、痰の症状が出る
マスクを付けながら自家用車で職場に出勤
20日に39.2℃の発熱があり、医療機関を受診
6月22日 陽性を確認
【② 仙台市30代飲食店アルバイト女性】
6月21日 38℃台の発熱
6月23日 嗅覚、味覚障害が表れる
6月25日 医療機関受診
6月26日 陽性を確認
【③ 仙台市50代男性】
6月23日 飲食店に来店
6月25日~26日 会社に出勤
26日に②の女性の濃厚接触者と判明
6月27日 医療機関を受診
6月28日 陽性を確認したものの、症状は特になし
【④ 名取市20代飲食店アルバイト女性】
6月20日 38℃台の発熱
医療機関を受診し、薬を処方してもらう
6月24日 嗅覚障害が表れる
6月25日 解熱
6月28日 陽性を確認
今後感染は拡大していく??
4人の中で最初の感染者「塩釜市40代男性」の感染経路は不明となっていますが、今のところ男性の職場などで感染者は出ていないようです。
飲食店のアルバイト女性はこの男性の来店から3~4日後に症状が表れていることを考えると、塩釜の男性からの感染拡大は抑えられているのではないでしょうか。
気になるのは仙台市50代男性の濃厚接触者が17名と多いことです。とは言え、行動歴が職場だったことと、わりと早い段階で疑いがあることに気付いていますので、そこまで爆発的に広まる可能性は低いように思います。
また、この男性が飲食店を訪れた23日は、アルバイト女性2人には既に症状が表れていました。
女性たちは具合が万全ではない中で出勤していたのかは不明です。
ですが、女性2人の濃厚接触者は把握出来ていることから、感染拡大防止出来ているとは言えずとも、急な感染者数増加には繋がりにくいのではないでしょうか。
仙台市の発表では、この飲食店の利用者は把握出来ているとしています。
確かに現在飲食店の利用者は激減していますし、一人で来店していたことを踏まえると常連客の可能性が高いので、把握するのは難しくないかもしれません。
まとめ
現在、お店の強い意向で飲食店名は発表されていません。
仙台市としても店名を発表しない判断なのは「感染経路を追えている」という手ごたえがあるからなのかもしれませんね。
感染者が出ると、不安な気持ちからどこの誰なのかなどと感染者を探してしまいがちですが、例え感染者が身近にいなかったとしても、常に感染のリスクにさらされていることに変わりはありません。
今回の感染した4名について、コロナにはなってしまったものの、日本の経済を回すということではある意味貢献者でもあるのではないでしょうか。
コロナウイルスとは、気を付けながらもうしばらく上手に付き合っていくしかなさそうです。
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