「コクリコ坂から」の知っていると面白い裏の見どころをチェック!

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「コクリコ坂から」は宮崎吾朗監督のデビュー2作目。
高校生の男女を主人公にした青春・恋愛もので、学生運動が華やかだった1960年代を舞台にしています。
現代から見れば一種のファンタジーのように思える世界ですが、ジャンル的には非ファンタジー作品となっています。
その「コクリコ坂から」に秘められた意味や見どころシーンをチェックしてから映画を見るのも面白いのではないでしょうか(^^)

その①「名前の由来」

タイトルの「コクリコ」って?
フランス語で花の「ヒナゲシ」を意味しています。その花言葉は「いたわる、思いやり」です。

松崎海はなんでメルって呼ばれてるの?
海をフランス語で訳すと「ラ・メール」。これを縮めて「メル」と呼ばれるようになったそうです。

文化部の部室棟のカルチェラタンってどういう意味?
カルチェラタンとは、フランスのパリにある地名です。
フランス語で「カルチェ」は「地区」、「ラタン」は「ラテン語」のことで、ラテン語を話す教養の高い学生が集まる地区を言い、カルチェラタンはガイドブックでは必ず紹介されている人気スポットなのだそうです。

その②「幻の爆破シーン」

宮崎吾朗監督の父親である宮崎駿氏は、「コクリコ坂から」では企画・脚本を担当しています。
この映画は、少女漫画「なかよし」で1980年代に連載していた漫画が元になっているのですが、原作にあったシーンが宮崎駿氏の鶴の一声で丸々カットされているのです。
そのカットされたシーンというのは「主人公・海の父親が爆発事故で亡くなる」というシーンで、カット後は「海が布団をたたむ」というシーンに差し替えられています。
話の流れとして盛り上がりに欠けてしまうため、吾郎監督としては父親を爆破するそのシーンをぜひ入れたかったそうなのですが、宮崎駿氏としては‘主人公の人間像に深く影響する’という理由で強制的に差し替えたのだとか。
親子とはいえ、作品の方向性をまとめ上げる為に、口論も絶えなかったかもしれませんね(^^;)

その③「旗の意味」

「コクリコ坂から」に出てくる国際信号旗は、周囲の船舶や陸上との通信の通信のため、世界共通で使用されている旗です。アルファベットの文字旗26枚、数字旗10枚、代表旗3枚、回答旗1枚の合計40枚で構成されています。

ストーリー中、主人公の海は庭先の掲揚ポールに、毎朝“U”・“W”旗を揚げるのを日課としています。この2字の信号旗の意味は「ご安航を祈る」だそうです。

そして、風間俊が乗るボートが掲げている旗の意味は「ありがとう」

映画ポスターの旗の意味は「貴船の協力に感謝する。航海の安全を祈る」だそうですが、通常の旗の並びとは逆になっているため、間違いか、もしくは裏の意図があるのではと言われています。

ちなみに、「コクリコ坂から」の映画製作中にも、スタジオジブリの屋上にはUWの国際信号旗が掲げられていたそうです(^^)

まとめ

いかがでしたでしょうか。既に何度か映画を見ている方も、裏情報を知ってからだと、また違った見方が出来るかもしれませんね(^^)

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