2025年大阪・関西万博のシンボルとなるロゴマークが発表されました。
とても斬新で個性的なデザインなだけに、SNS上で賛否両論があるようですね(^^;)
なぜこのデザインが選ばれたのか、理由を調べてみました。
今回のテーマは「いのちの輝き」
今回のロゴは全5894作品の中から最優秀作品として選ばれました。
デザインしたのはアートディレクター・シマダタモツ氏が代表を務める「TEAM INARI」です。
テーマの「いのちの輝き」に沿ったデザインを意識し、形が異なる細胞をつなげることで1つの生命体を表現。
目のように見える5つの点は5枚の桜の花びらをデザインした1970年大阪万博のシンボルマークから着想を得たそうで、1970年大阪万博のDNAを受け継いだ「セル(細胞)」のイメージを赤い球体で表してつなげた作品とのこと。
このデザンは桜をかたどったもので、5つの花びらは5大陸、すなわち世界を、中央の丸は日本を表現しているそうです。
1970年の大阪万博のロゴは決定後に差し替えられていた?!
実は、1970年の大阪万博のロゴは最初からこのデザインではありませんでした。
一度決定した後に、日本万国博覧会協会の会長であり「財界総理」と呼ばれた石坂泰三氏がデザインを見てクレームをつけ、トップ決断で差し替えられています。
当初のデザインがコチラ↓
このデザインは、上の円は日本を象徴する日の丸、下の2つの円は東西世界や対立する人間同士が手を取り合う様子を表現したそうです。
ところが「これでは日本が世界の上にあぐらをかいていると受け取られる」と石坂氏が激怒。
言われてみれば、そうも取れますね(^^;)
また、「インテリだけがわかるようなものではだめで、大衆性がないといけない」という理由もあったそうです。
これは、今回のデザイン決定にも共通する部分かもしれません。
このロゴが選ばれた理由って?
今回のロゴの最終選考に残った作品は全部で5つありました。
こうして見ると、スタイリッシュなデザインが並ぶ中、ある意味一番目立っているのが「E」のロゴではないでしょうか(笑)
選考委員会の座長を務める建築家の安藤忠雄氏は「左右対称ではない大阪らしい楽しさがあり、良い『違和感』もある」とコメントしています。
一番テーマに基づいているデザインだということや、1970年の大阪万博で問題となった「大衆性」に関しても、このロゴが一番満たしているのかもしれません。
SNS上では「デザインが気持ち悪い・・・」という声もありますが(笑)
アレに似ている、コレに見える等々、話題が尽きないのを見ると、ある意味愛されデザインになる可能性も大きいのではないでしょうか(笑)
既にロゴデザインの作品を作り始める人も続出しています↓
羊毛フェルトで作りました
【2025年大阪・関西万博ロゴ いのちの輝き】
昨日の夜中に一気に完成させた
制作時間は約2時間半
中々のサイズになったので引っ掛けるパーツをつけて実用性皆無な腕輪に仕上げたQ,何故作ったの?
A,乗るしかねぇこのビッグウェーブに#羊毛フェルトだドン#大阪万博ロゴ pic.twitter.com/wIXhdr2tAe— ドン (@don_redbell) August 25, 2020
プラモブロックで大阪万博のロゴマーク作ったよー!
イイカンジにキモくて太陽の塔とも互角に渡り会えそう!#いのちのかがやき #プラモブロック pic.twitter.com/nSsZhY1Jqd— とむとむ@サブ (@kytomtomPlamo) August 25, 2020
大阪万博のロゴ気に入ったので、ダンボールで作ってみました(半立体)
ベースは一枚から捏ねて、「いのちの輝き」細胞感が出るように造形してみました
目は別パーツを貼って、影で黒目を作っていますます
#大阪万博 #大阪万博ロゴ #大阪万博のロゴ #ダンボールアート #ダンボール工作 pic.twitter.com/D5pEIF3DnL— オダカマサキ【オドンガー大佐】 (@odonger2) August 25, 2020
まとめ
ネットでは「なんでこのデザインを選んだの??」の声も多く見受けられましたが、このような理由があったようですね。
超個性的な今回のロゴ、個人的には子供達からのウケが良さそうな気がしています(笑)
万博ではどんなグッズが出るのかも気になりますね(笑)
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