水素社会が東京オリンピック・パラリンピックでついにスタート!?【2020年】

スポンサーリンク
水素
スポンサーリンク

いよいよ来年に迫ってきた2020年東京オリンピック・パラリンピック!!
そこで日本が世界にアピールしたいものとは一体何なのかご存じですか?

それはズバリ・・・!「水素」です。

今、日本でじわじわと流行り始めている水素。
エネルギー、医療、美容、農業・・・その活用分野はどんどん広がりを見せています。

水素社会の実現に向けて、東京オリンピック・パラリンピックでは水素はどのような狙いのもと、どのように活用される予定なのかをご紹介します。

【東京オリンピック・パラリンピックで水素を世界に発信する狙いとは?】

日本が世界に先駆けて水素社会を実現するための戦略は、2017年の「再生可能エネルギー・水素等閣僚会議」において既に決定されていました。
その中で安倍総理はこのように話しています。

「水素エネルギーは、エネルギー安全保障と温暖化問題を解決する切り札だ。その先駆けである「福島新エネ社会構想」は、既に動き始めている。浪江町(なみえまち)では、2017年夏から再生可能エネルギーを利用し、世界最大級CO2排出ゼロの水素製造プロジェクトが始まった。
2020年には、このクリーンな福島産の水素を、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)、東京2020パラリンピック競技大会に使用することで、復興五輪として、新しい福島の復興の姿を世界に発信していく。日本が世界をリードして水素社会を実現する。」

要は、東京オリンピック・パラリンピックで水素社会のモデルを世界に発信することで、日本の最先端技術をアピールしたいというのが一番の狙いですね。
尚且つ、水素製造設備を福島に配置することで「水素は震災復興と街の活性化にも役立っている」ということを伝えたいのでしょう。
東北に住む私としては、東日本大震災での記憶を風化させないという意味もふまえて、風評被害が多い福島を世界にアピールしていただけるのはうれしいことです(^^)

こちらの画像は2018年夏頃から着工した世界最大級の水素製造設備の完成イメージです。


今現在の写真がありませんが、完成が楽しみですね!

【東京オリンピック・パラリンピックでの水素の活用法は?】

東京都によると、中央区晴海に整備される2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村は、水素ステーションやパイプラインを設置。電気や熱などの燃料を水素で作り供給する「水素タウン」にするという構想になっています。
世界の注目が集まる選手村において最新のエネルギー供給システムや機器を使用することは、水素社会の訪れアピールするには最大のセールスとなるでしょう。
ちなみに、エネルギー事業予定者は東京ガス、JXTGエネルギー、パナソニック、東芝の4社によるグループに決定し、代表者は東京ガスとなっています。
選手や大会関係者を輸送のする際の公式車も、全て水素で走る燃料電池車を利用する予定です。
東京都はオリンピック・パラリンピックを開催するまでに100台以上の燃料電池バスを運行させる計画です。燃料電池自動車についても6000台に増やし、都内の水素ステーションも35カ所に拡大する目標も掲げています。
そして、聖火にも水素を使う方向で検討されているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
水素が石油に代わるエネルギー源として頼りにされるまでには、まだ時間がかかりそうですが
すでに少しづつ水素社会は始まっているのです。
世界でトップを誇っていた日本の家電や車が通用しなくなりつつある今、水素は日本を支える新たな産業となっていくのかもしれません。

水素
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マナティをフォローする
Road to happiness

コメント

タイトルとURLをコピーしました