自動ブレーキ搭載車の必要性と種類 ~危険回避のために出来ること~

スポンサーリンク
生活
スポンサーリンク

最近は高齢者の事故が多く報道されている為、自動ブレーキ搭載車の注目度がどんどん上がってきています。

自動ブレーキ搭載車を使用して運転に対する不安要素が軽減すれば、高齢の運転手ご本人とそのご家族の毎日がより楽しめるものになり、QOL(クオリティ オブ ライフ 生活の質)の向上にも繋がるのではないでしょうか。

日本はこれからますます高齢化が進み、また定年退職年齢が上がることで、高齢にも関わらず通勤等で車が手放せない状況が増える傾向にあります。

そう考えると、自動ブレーキ搭載車は今の時代の救世主的な存在であり、今後ますます必要とされていくことでしょう。

そんな必要性をもつ自動ブレーキ搭載車。
以下では、その種類について分かりやすくご説明します。

【そもそも自動ブレーキって何?】

自動ブレーキは「衝突被害軽減ブレーキ」とも言われ、事故の衝撃を軽減するための運転補助装置です。
センサー等で前方の障害物を検知すると、まずは警報を鳴らして知らせ、その後にブレーキ制御を作動させて衝突被害を軽減してくれます。
自動ブレーキとは、警報と自動制御ブレーキの2段階で危険回避を促し、障害物との衝突を防いでくれる安全機能のことなのです。

発売当初は、運転者が自動ブレーキに依存することを避ける為に「自動停止機能(自動でブレーキをかける機能)」は規制されていましたが、現在はほぼ全ての乗用車が衝突被害軽減ブレーキから自動停止まで行うタイプに切り替える方向で進んでいます。

とはいえ、中には新車でも自動停止まで行わない衝突被害軽減ブレーキ乗用車もあります。
また、自動停止機能が作動する「自動停止可能速度」というものが設定されているため、購入の際は機能や作動のタイミングについてきちんと確認するようにしましょう。

【自動ブレーキの種類】

ブレーキ作動の種類は大きく分けて3種類です。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを比べて、自分に合った種類の車を選びましょう。

ミリ波レーダー
主に前方を走るクルマの反射板から戻ってくる電波を検知して障害物を判断する
(良い点)
・遠い障害物も検知出来る
・悪天候に強い
(悪い点)
・コストが高い
・人間を障害物として見分けることは出来ない
光学カメラ(ステレオカメラ・シングルカメラ)
人間が目で見て判断するのと同様に、人や自転車をカメラで区別する
(良い点)
・人間を障害物として検知する
・価格がリーズナブル
(悪い点)
・検知できる距離や角度はミリ派レーダーよりは劣る
・悪天候や逆光に弱い
赤外線レーザー
赤外線レーザーを前方に照射して障害物を検知する
(良い点)
・価格が安い
(悪い点)
・検知できる距離が短い(約30M先まで)
・検知、作動の車速が限られている(時速30キロ程度のスピートまで)

現在では、これら3種類を組み合わせた複合方式の自動ブレーキシステムも開発されています。
それぞれの自動ブレーキが抱えるデメリットを補完し、安全性能をさらに強化する効果があるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近起きた痛ましい自動車事故が、自分自身の状況を見直すきっかけになった方もいらっしゃると思います。
自動ブレーキ搭載車を利用するということは、運転において自分と他人を守ることが出来る最大の危険回避手段です。

自動ブレーキ搭載車を利用することで、安心して運転に臨める気持ちもあるかもしれません。
とはいえ、これはあくまでも「補助」としての機能であり、絶対に自分自身や他人を傷つけない訳ではないということを頭に入れておくようにしましょう。

これからの人生をより楽しむために、自分の年齢に合った運転の仕方と対策を考えることも必要なのではないでしょうか。

生活
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マナティをフォローする
Road to happiness

コメント

タイトルとURLをコピーしました