大戸屋を子会社に・・・とたくらむコロワイドは超ブラック企業?!

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外食大手のコロワイドが、定食チェーン大戸屋を展開する大戸屋ホールディングスに対し、TOB=株式の公開買い付けを始めると発表しました。
そのコロワイドはあまり評判が良くない噂のある会社のようですね。
その内容について調べてみました。

コロワイドってどんな会社?

コロワイドは国内約2700店舗を展開し、業界4位の売上高2400億円(19年3月期)を誇る運営会社。
「手作り居酒屋 甘太郎」や焼き肉チェーン「牛角」、「ステーキ宮」、「かっぱ寿司」、ハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」など、たくさんの有名店を傘下に抱えています。
これまでも、買収に次ぐ買収で成長してきた会社のようですね。
そのコロワイドが今回白羽の矢を立てたのが、大戸屋というわけです。
コロワイドは現在、大戸屋の株式のおよそ19%を持つ筆頭株主ですが、株式の保有割合を過半数に引き上げて子会社化を目指すとしています。

大戸屋の従業員はコロワイドに激怒している

過去の記事を見てみると、先月6月5日、大戸屋ホールティングスは従業員からコロワイドの株主提案について反対との意見表明があったことを発表しています。
それはコロワイドの社長、創業者の暴言に対する不信・恐怖・怒りからとのことです。
Twitterから、それを裏付ける書き込みを見つけました。

確かに、この文章を見たら子会社化を全力で阻止したくなる気持ちも分かります(><)
これはひどい。。。
反対意見表明に賛同した大戸屋有志は、たった一日で276名も集まったそうです。

TOB成立後の大戸屋はどうなる??

コロワイドは「TOBが成立した場合、大戸屋の窪田健一社長ら現経営陣全員の解任も視野に入れている」としています。
多くの従業員からの反感に加え、今まで一緒に走ってきた経営陣の方々までもガラッといなくなってしまったら・・・
スタッフの雰囲気や、やる気などに悪い影響が表れるのは間違いないのではないでしょうか。
もちろんコロワイドの経営陣がどのような対応をとるかにもよりますが、たとえお店の名前は変わらなくても、結果的には「今までの大戸屋」とは大きく違ってくるかもしれません。
従業員のやる気はお店の質に繋がりますからね!

実はコロワイドも大変な状況??

過去の過激な発言などもあって悪者感たっぷりのコロワイドですが、昨日はコロワイドグループ北海道のステーキ宮13店舗が全店閉店が発表されるなど、同社もまたコロナウイルスの影響を大きく受けています。
実際、今年3月期の決算では、コロワイドの最終損益は64億円以上の赤字。営業利益は33.7%減の56億3200万円と、急激に悪化しています。
多くの店舗を買収してきたコロワイドですが、コロナウイルスの影響により一気に債務超過に陥る時限爆弾を抱えているような状態でもあるのです。

まとめ

ブラック企業と噂されているコロワイドですが、これまでの買収は経営が傾いた企業などを、ファイナンシャルアドバイザーや証券会社などに紹介されて買収してきたそうで、敵対的買収は今回が初めてのようです。
ですが、それも結局は身から出たサビのように感じます・・・。
「会社を動かしているのは自分の力だ」という錯覚から早く目を覚まし、上に立つ人としての人格や発言を持って飲食業界をこれからも盛り上げていって欲しいですね。

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