福岡市早良区で４日夜に発生した多重事故について、速報を見て今現在分かっていることをまとめました。
事故の概要は以下の通りです。
現場は福岡市早良（さわら）区百道（ももち）２丁目の市営地下鉄藤崎駅の近くで、
４日午後７時５分ごろ、男性（８１）が運転する乗用車が交差点の約６００メートル手前で進行方向が同じ男性（３６）の乗用車に追突しました。
さらに対向車線を逆走しながら、対向する男性（２５）の軽乗用車の右側サイドミラーと接触し、すぐ後に交差点手前で男性運転手（７１）のタクシーとも衝突。
その後、交差点で右折しようとしていた男性（４３）の乗用車と衝突し、同じく右折待ちをしていた女性（４０）の乗用車も巻き込みました。
４３才男性の乗用車は衝突の弾みで横転した状態で歩道に乗り上げ、事故を起こした乗用車も歩道へ乗り上げて信号待ちをしていた通行人の男性（３５）とぶつかったとのことです。
この事故で男女計９人が病院に搬送され、そのうち事故を起こした小島吉正さん（８１）は出血性ショック、同乗していた妻の節子さん（７６）は重傷胸部外傷で亡くなっています。
搬送された他の７人（１４歳から５２歳）の負傷の程度は現在も分かっていません。
福岡県警は自動車運転処罰法違反（過失致死傷）の疑いも視野に入れて捜査しており、車の実況見分や目撃情報の精査を進め、事故の原因を調べているとのことです。
また、事故発生当初ネット上では「またプリウスが事故を起こした？！」と騒がれていましたが、その後ドライブレコーダーを確認したところ小島さんが運転していたのは「エスティマ」であり、「プリウス」は巻き込まれた車だということです。
（プリウスは以前より「事故が多い」という噂が多くあるようです。）
事故を起こした小島さんは最近「高齢者の事故が多いので運転免許の返納をしなければいけないのだろうか」と周囲に話していました。
相次ぐ高齢運転者による事故・・・。
今回の事故の原因はまだ分かっていませんが、これから高齢化により高齢運転者がますます増えることが予想されます。
運転をする高齢者ご本人やご家族で、何かしらの対策や予防を考えていくことが重要とされてくるでしょう。
今後このような事故が続かないことを願うばかりです。
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